2017年度 卒業生のこれから②

日本体育大学 トライアンファントライオン
第59期副将

ビスカルド一路 【Itiro VIZCARDO】 #58
体育学部 体育学科 スポーツ教育領域 4年生 大阪産業大学附属高校出身

 

〈日体大へ進学、高校との違い〉
高校の恩師が日体大の出身だった。恩師から「日体大で人間性やチャレンジする心を鍛えられた。」と聞いていたこと、保健体育教員免許取得が目標だったことから日体大に進学した。

高校まではチームについて行けば結果が出る環境だった。自分がぼーっとしていても勝てるチームだった。だから自分で考えて行動することが少なかった。

しかし大学は自分で考えなければならない環境だった。日々の行動や選択がひとりひとりの意思に委ねられていた。それに慣れることが難しかった。その環境で勝つことがさらに難しい。考える習慣が今まで無かったことから適応するのが大変だったが、得るものは大きかった。

<発信するということ>
各学年で学年ミーティングが行われる。その中で発信する者と、聴く者がいつも決まっていた。最初は聴く側で、自分の意見を言うことをしなかった。正確に言うと自分の考えがまとまっていなかったので、その状況で発信して否定されるのが怖かった。このままではダメだと思い、考えがまとまっていなくても発信するようにした。

「否定されて凹むこともあったし、言い負かされて悔しい思いもした。それでも自分の意見を発することを心がけた。」

すると徐々に自分の伝えたいことがまとめられるようになってくる。周りを気にせずに発信することができるようになる。上手に伝えることができないから発信しなかった、という理由もあるが、自分の取り組みに自信が持てなかったから発信しづらかったという理由もある。

「今では就職活動でも周りに関係なく、自分が感じたことは発信できるようになった。」

フットボールを通して学んだことが、人生の選択の場面で活かされた瞬間だった。

<自分の考え方とチーム>
2年時、ディフェンスからオフェンスにポジションが変更になる。当初は受け入れ難かったが、自分の気持ちよりもチームを優先させた。

「ディフェンスの動きを理解していたので、ただアサイメントを遂行するだけでなく、相手の動きを想定して、自分なりに考えてプレーすることを心がけた。」

それが面白かった。また相手の動きや、周囲の仲間の動きを理解することで、さらに思い切ったプレーができることを知った。自分がフィールドで楽しむためには思いっきりプレーできる状況を自分で創ることが大切だと気づいた。

3年時、ディフェンスに戻る。ディフェンスのコーチは起こったミスに対して、選手にそのときの意図や考えを聞くアプローチをしてくれた。自分なりに考え、チャレンジしたミスは責めることはしなかった。むしろ何も考えずに起こしたミスに関しては厳しかった。そういうアプローチの中で常に考える癖がついた。

<リーダーとして、考えること>
考えることの大切さや、楽しさを身につけた。リーダーとしてメンバーには同じように自分で考えることを楽しめるようになって欲しいと考えていた。自分から縛ることはあえてしなかった。選択を本人に委ねることを意識した。しかしそれを都合良く捉えた選手も少なくなかった。ミスに対してどう改善するかを考えさせたが、同じミスが減らなかった。理想と現実のギャップに苦しんだ。

4年の春、オープン戦の1試合。コーチが一切関わらず選手だけで全て考えて、試合も選手だけの判断で臨むことになった。コーチが関わらない中で、自分がミーティングを進行し、皆をまとめ、そして必死に戦った。その結果、完封勝利を収めた。嬉しかった。発信する自信がついた。どこかでコーチに頼っていたことにも気づいた。

今、振り返ると前に出る癖がついた。様子見するようなことが少なくなり、反応が速くなった。練習でもまず自分が行く。最初に行くとチャンスが増える。最初に行くことで自分自身が攻める姿勢になる、自分を奮い立たせることを意識していた。機会は全員に同じ数だけあった。それを掴んでいたら、いつのまにかそういう習慣がついていた。

「社会人でもプレーを続ける。レベルの高い環境の中で、自分で考えプレーすることを楽しみたい。」

社会に通じる人格形成をチーム理念に掲げる中、ビスのような成長と変化は嬉しく思う。しかしそれはビス自身がこの4年間チャレンジし続けた結果であり、自分で引き寄せた結果なのである。

チャレンジするあなたを、我々は待っています。

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2017年度 卒業生のこれから①

日本体育大学 トライアンファントライオン
第59期主将

松本海大 【Mio MATSUMOTO】#13
体育学部 体育学科 スポーツ教育領域 4年生 千葉日本大学第一高校出身

ちょうど1年前、学年ミーティングで自ら主将になると手を挙げた。勝てるチーム。結果を残せるチーム。「関東一」という目標を掲げ、チームはスタートした。

<リーダーシップとは何か考える>
シーズン当初は久しぶりのフットボール練習で、メンバーからやる気が感じられた。しかし数カ月が立つと自分の発信する言葉が伝わらなくなってくることを感じる。
練習は、必ず自分の言葉から始まる。チーム全員の前に立つとわかったことがあった。前方にいるメンバーの目はやる気に満ちているが、端や後ろにいるメンバーからは感じられなかった。

自分だけでなく、各ポジション、ユニットでリーダーは思いを発信し続けていた。しかしそれを伝播する、端や後ろにいる選手を引き上げることができていなかった。
下級生の立場に立って考えて行動できたら。手を差し伸べるアクションができたら。考えていなくはなかったが、結果的にそれができてなかった。

「チームを引っ張る、厳しさを持つ、緊張感、危機感をもっとチームに浸透させる、ということができなかったと感じている。取り組みが甘かった、足りなかった。」

<主語が「自分」から「チーム」へ変わることへの戸惑い>
3年生までは主語が「自分」で、自分がどうしたいのか?どうしたら自分が相手に勝てるのかを考えていた。しかし4年生になり主語が突然「チーム」になった。常にチームがどうあるべきか、チームを勝たせるにはどうたらよいかと考えるようになる。そこに戸惑いがあった。

仮に、もう一度チームを作るとしたら、全員がリーダー、全員がキャプテンというチームにしたい。4年生や、任命されたリーダーが引っ張ろうとしても、チーム全員が同じ方向を向かなければ意味がないことを知ったから。

「どうしたら勝てるんだろう。」
引退後も仲間と話すこともある。今思うことは、チャンスは平等にあるということ。そのチャンスを掴めるチームになって欲しい。結果が出なかった悔しさは大きい。シーズンの勝利につながらなかったことが悔いに残る。でも少しだけほっとした部分もある。入替戦で勝てたことで最低限の役割は遂行できたのではないかと。

「どうしたら勝てるんだろう。」
この宿題は後輩が引き継ぐと思う。4年生や任命されたリーダーだけがリーダーシップを発揮するのではなく、全員がチームをどうしたいのかを考え、発信・行動できる「全員リーダー」のチームへと変えてくれるだろう。

リーダーとしてのミオは自分のできること、持てる力を出し切ったと感じている。プレーヤーとしてのミオはどうだろうか?社会人としてその続きが用意されている今、次のステージで成長したミオとの出会いを楽しみにしている。

 

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2018.3.10卒業式

2018年3月10日、卒業式が執り行われます。
今年度、トライアンファントライオンから20名が卒業します。

16名が民間企業に就職し、そのうち4名が実業団チームへ。
残る4名も、自身の未来へ向けた準備を着々と進めています。
大学で学んだことを、社会というフィールドで存分に発揮してくれるでしょう。

また弊部では卒業後の進路選択に関わる支援も行っています。
→→TL_PICKUP
チームフィロソフィーに掲げている「社会人で通用する人格を形成する」という理念。
新入生のみなさんも、我々と4年後の自分をつくりあげませんか?

挑戦しようとする熱いあなたを、我々は待っています。

 

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