2017年度 卒業生のこれから③

日本体育大学 トライアンファントライオン
第59期
関根 佑 【Yu SEKINE】 #12

体育学部 社会体育学科 スポーツマネジメント領域 4年生 埼玉栄高校出身

〈飽くなき成長を求めて〉

指定校推薦で日体大へ進学した。大学でもサッカーを続けるか迷っていた。しかし、なんとなくサッカーを続けたとして、4年後成長している自分の姿が全くイメージできなかった。

高校で様々な競技のトップアスリートと出会っていた。彼らに負けない何かを得たい。そんな思いから日体大では新しい競技を始めようと考え始めた。

高校にはアメリカンフットボール部があった。アメフトのボールを蹴らせてもらう機会があったが、そのボールは想像以上に遠い彼方へ飛んでいった。

「できるよ」

周囲の後押しもあり、アメリカンフットボール挑戦が選択肢に入った。入学の際、日体大HPで部活・サークルの情報を見ていた。その中でアメフト部の勧誘ページから、同じ高校の先輩がキッカーというポジションで高いレベルでプレーしている記事を見つけた。

入学後、迷わずアメフト部に足を運んだ。

フットボールにはたくさんのポジションがある。どのポジションが向いているかも分からない中、決して大きくはない体格でできるポジションに挑戦した。その中に高校までフットボール未経験ながらU19に選出されていた4年生がいた。その先輩の取り組み姿勢に大きな影響を受けた。

同時にキッカーというポジションも兼任した。前年度活躍した同じ高校の先輩が卒業し、そのポジションの穴を埋めることになる。キッカーは、常駐でコーチングしてくれる人はいなかった。

自ら学外に教えを乞い、先輩経由でいろいろな人と出会い、学び、求め、吸収していった。もともと自ら率先して動くタイプではないと自覚していた。しかしそうも言っていられない。責任が与えられ、誰も助けることができないポジション。やるしかない。逃げ道がなくなった。

1年生の時はただボールを蹴っているだけだった。しかし様々なキッカーと知り合ううちに自分の中に情報と技術が蓄積された。さらに同じリーグ内のキッカーとの出会いで「負けたくない」というライバル心が芽生えた。ライバルは他チームの上級生。

「2年生の時は早稲田の佐藤さん、中大の市森さんから練習方法を学び、彼らを常に意識していた。」

<己に克つ>

普段の練習は常に自分との戦いだった。彼ら以上の取り組みが自分はできているのか?常に自分に突きつけていた。誰もマネジメントしない中、いくらでも妥協はできる。しかし自分で自分を律し、想像で他チームのライバルを思い描きながら日々の練習に取り組んだ。その姿勢は周りから一目置かれる存在へとなっていく。

 

<個人からチームへ>

4年になって目標を見失った。目指していた他チームの優秀なキッカーが卒業して行く。またボールを出して、置いて、蹴るという流れの中で、全てのコンビネーション、タイミングをゼロから作ることにも苦戦した。

助けてくれたのはチームメイトだった。今まで視点は個人に向いていた。どうやったら上手くなれるか、ライバルに負けないかを常に考えていた。しかし4年生になり個人よりチームの存在の方が大きくなった。同期のこのチームを勝たせたいという「本気」に触れて、自分も変わらなければならない。このメンバーで一緒に勝ちたいという視点に変化して行った。

 

〈成長〉

4年間を通じて、チームの外に出ざるを得ない状況に追い込まれ、自分の居心地の良い場所から出たこと。そこで自ら学び、自分から行動を起こすことの大切さを学んだ。ライバルの存在や、ライバルに勝つために自分に克つこと。その継続で毎日ができていることに気づいた。そんな毎日を過ごして、考えることが「自分」から「チーム」の勝利へと変化していった。

世界で戦う、高校時代の同級生の情報が入ってくる。直接は会わないが、互いに高め合い刺激し合える環境は常にあった。彼らに負けたくない。

そんな環境が、関根を成長させた。入学前の自分が今の自分を想像できただろうか。関東学生アメリカンフットボール連盟リーグ戦のFG(フィールドゴール)通算成功記録を更新。その名を残した。

自分の殻を破れ。外に出ろ!その勇気を持て。踏み出せ。そこに自分を成長させる何かが必ずある。

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