2017年度 卒業生のこれから①

日本体育大学 トライアンファントライオン
第59期主将

松本海大 【Mio MATSUMOTO】#13
体育学部 体育学科 スポーツ教育領域 4年生 千葉日本大学第一高校出身

ちょうど1年前、学年ミーティングで自ら主将になると手を挙げた。勝てるチーム。結果を残せるチーム。「関東一」という目標を掲げ、チームはスタートした。

<リーダーシップとは何か考える>
シーズン当初は久しぶりのフットボール練習で、メンバーからやる気が感じられた。しかし数カ月が立つと自分の発信する言葉が伝わらなくなってくることを感じる。
練習は、必ず自分の言葉から始まる。チーム全員の前に立つとわかったことがあった。前方にいるメンバーの目はやる気に満ちているが、端や後ろにいるメンバーからは感じられなかった。

自分だけでなく、各ポジション、ユニットでリーダーは思いを発信し続けていた。しかしそれを伝播する、端や後ろにいる選手を引き上げることができていなかった。
下級生の立場に立って考えて行動できたら。手を差し伸べるアクションができたら。考えていなくはなかったが、結果的にそれができてなかった。

「チームを引っ張る、厳しさを持つ、緊張感、危機感をもっとチームに浸透させる、ということができなかったと感じている。取り組みが甘かった、足りなかった。」

<主語が「自分」から「チーム」へ変わることへの戸惑い>
3年生までは主語が「自分」で、自分がどうしたいのか?どうしたら自分が相手に勝てるのかを考えていた。しかし4年生になり主語が突然「チーム」になった。常にチームがどうあるべきか、チームを勝たせるにはどうたらよいかと考えるようになる。そこに戸惑いがあった。

仮に、もう一度チームを作るとしたら、全員がリーダー、全員がキャプテンというチームにしたい。4年生や、任命されたリーダーが引っ張ろうとしても、チーム全員が同じ方向を向かなければ意味がないことを知ったから。

「どうしたら勝てるんだろう。」
引退後も仲間と話すこともある。今思うことは、チャンスは平等にあるということ。そのチャンスを掴めるチームになって欲しい。結果が出なかった悔しさは大きい。シーズンの勝利につながらなかったことが悔いに残る。でも少しだけほっとした部分もある。入替戦で勝てたことで最低限の役割は遂行できたのではないかと。

「どうしたら勝てるんだろう。」
この宿題は後輩が引き継ぐと思う。4年生や任命されたリーダーだけがリーダーシップを発揮するのではなく、全員がチームをどうしたいのかを考え、発信・行動できる「全員リーダー」のチームへと変えてくれるだろう。

リーダーとしてのミオは自分のできること、持てる力を出し切ったと感じている。プレーヤーとしてのミオはどうだろうか?社会人としてその続きが用意されている今、次のステージで成長したミオとの出会いを楽しみにしている。

 

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